部屋探しの際には間取りや設備など、物件のさまざまな情報を確認する必要があります。
そのうち、入居後に快適な生活を送れるかどうかを判断する要素のひとつが、専有面積です。
今回は、賃貸物件の専有面積とは何のことなのかを、計算方法や一人暮らしに必要な広さもあわせて解説しましょう。
賃貸物件の専有面積とはどの部分のことを指すのか?
賃貸物件の専有面積とは、その部屋の居住者のみが使用できる部分の床面積のことをいいます。
賃貸物件にはほかの部屋の住人も利用できる「共用部分」も存在しているため、どこが専有部分でどのくらいの広さがあるのか、事前に確認しておくと良いでしょう。
注意が必要なのは、その部屋の居住者のみが利用する部分であっても専有面積に含まれない場所があることです。
たとえば、ベランダやロフト・床下収納などは各住戸内のスペースでありながら専有面積にカウントされません。
そのため、物件情報に記載されている専有面積を見ただけでは、わかりづらい点も多いでしょう。
賃貸物件の専有面積を計算する方法は2種類
専有面積を算出するための計算方法には「壁芯面積」と「内法面積」の2種類があります。
壁芯面積は壁の厚みの半分を含めた面積となっているため、実際に居住スペースとして使用しない部分もプラスされており、実際の面積より広いのが特徴です。
一方の内法面積は壁の内側のみの面積を表したものなので、実際に居住スペースとして使用できる広さとなります。
賃貸物件の場合はどちらで表記されているのか明確になっていない場合が多いため、気になるときは不動産会社に確認してみると良いでしょう。
賃貸物件の一人暮らしだと専有面積はどれくらいあれば良いのか?
賃貸物件での一人暮らしにはどのくらいの専有面積があれば良いのか、目安を確認しておくと安心です。
たとえば、学生の一人暮らしだとできるだけ家賃を抑えたい方も多いはずなので、専有面積が20㎡以下の部屋を選ぶことをおすすめします。
この場合、間取りはワンルームか1Kが多いでしょう。
女性は男性に比べて荷物が多くなりがちなので、収納のことも考えて25~30㎡はあると安心です。
収入が安定してきて住む部屋にもこだわりたい気持ちが大きくなる30代の方は、専有面積30㎡以上の部屋も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
専有面積は賃貸物件で暮らし始めてからの生活に大きく影響するものなので、部屋探しの際にはしっかり確認しておくのがおすすめです。
その際にはどのような計算方法が用いられているかもチェックし、十分な広さがあるか考えてみると良いでしょう。
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