不動産の売却を検討している際、市街化調整区域の不動産でお困りの方もいるのではないでしょうか。
市街化調整区域の不動産は売却しにくく、長く手元に残ってしまう場合があります。
今回は市街化調整区域とは何かや不動産が売却しにくい理由、売却や買取のコツをご紹介します。
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不動産における市街化調整区域とは
市街化調整区域とは、都市計画法で規定されている区域の1つで、開発を抑制しており、住宅や商業施設を建てることは原則できません。
利便性より自然の多さや景観を優先しているため、静かな環境を維持することができます。
反対に、都市計画法には市街化区域もあり、利便性を高め地域を活性化させるために設けられています。
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市街化調整区域の不動産はなぜ売却しにくい?買取がおすすめな理由
市街化調整区域の不動産は、以下の4つの理由から売却しにくくなっています。
はじめに、インフラ環境の悪さが挙げられます。
市街化調整区域はインフラが整っておらず、自分で整備する必要があるため買い手がつきにくいです。
そして、市街化調整区域で建てるためには行政から開発許可を得る必要があり、建て替えやリフォームをする際も同様です。
リフォームをするたびに開発許可を得る必要があり、手間がかかってしまいます。
次に、住宅ローンがおりない可能性があるためです。
一般的に不動産を購入する際は不動産を担保にローンを組みます。
市街化調整区域にある不動産は、それ以外の不動産に比べて評価額が低くなっており、ローンがおりないかもしれません。
最後に、通常の仲介売却では売れ残り続ける可能性があります。
仲介売却は一般の買い手に向けて販売しますが、市街化調整区域の不動産は前述の理由から買い手が少ないです。
そのため、専門の買取業者に買い取ってもらうほうが売却できる可能性があります。
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市街化調整区域の不動産を売却、買取しやすくするコツ
まず1つ目に、地目に合わせた売却先を考えましょう。
地目とは、土地の主な用途を宅地や畑、田など23区分で規定したものです。
買主の条件に合った土地を提示するとスムーズに取引できますが、農地を購入できる方は許可を受けた農家や農業従事者のみであるため、注意しましょう。
2つ目は、地目を転用してみましょう。
農業人口は減少傾向にあるため、地目が畑や田などの農地であると売却や買取は難しくなっています。
その場合は、転用の許可を得て農地を他の地目に変更すると、土地の需要が変わり売却や買取がしやすくなります。
最後のコツは、開発許可を取ることです。
市街化調整区域であっても、開発許可が取れていれば不動産を建てられるため、買主の希望に当てはまりやすくなります。
ただし、開発許可を得る条件は各市区町村が定めているため、自治体の都市計画課などに聞いてみましょう。
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まとめ
市街化調整区域とは、都市計画法で規定されている区域の1つで、住宅などは原則建てられません。
市街化調整区域の不動産は売却しにくいですが、専門の買取業者であれば売却できる可能性があります。
売却や買取を検討する際は、コツを再度確認してみましょう。
大分市の不動産なら光陽商事有限会社にお任せください。
ご購入の検討から売却のご相談など何でもサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせいただき、私たちにお任せください。
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光陽商事 メディア 担当ライター
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