畳のある賃貸物件では畳の交換はどのようにするのか気になるものではないでしょうか。
また、費用の負担についても知っておきたいものでしょう。
そこで今回は、賃貸物件の畳の交換費用はだれが負担するのか、畳の修繕方法とかかるコストの目安を解説します。
ぜひ、賃貸物件の契約を考えている方は参考にしてみてください。
賃貸物件での畳の修繕・交換方法は?畳を傷めない使用方法も解説
畳の修繕方法は「表替え」「裏返し」「畳替え」の3種類あります。
畳の縫い目を新しく変えたり、畳を裏返しにしたり、新品にする方法です。
裏返しは単純に表裏を変える方法ですが、表替えは、職人が必要となります。
また、新品購入には、新しい畳の費用と古い畳の処分費用の双方がかかるため、修繕がないように日頃の手入れが重要です。
手入れ方法は、拭き掃除する際に雑巾を固くしぼったり、掃除機は畳の目にそってかけたり、ダニが発生しないようにこまめな掃除です。
畳は水に弱いため、水をこぼした場合だけでなく、水分の多い雑巾で掃除した場合もカビが発生する可能性があります。
加湿器の使い過ぎにも注意が必要です。
畳の目に逆らって掃除機をかけた場合、畳が毛羽立ってしまい劣化するスピードが早まります。
ジメジメした梅雨時期などは、畳にダニが発生することもあります。
日頃から拭き掃除をしたり、ダニのエサとなる髪の毛やほこり、食べかすを取り除いたりしましょう。
賃貸物件の畳交換の費用は誰が負担する?
賃貸物件の退去にあたり、借主には原状回復義務が発生します。
「入居中の生活でつかないような汚れや損傷などの原状回復義務は、入居者にある」とされているため、退去時には借主が負担するのが一般的です。
ただし、入居10年以上経過している場合や通常使用での損傷などの場合は、建物の劣化や生活するうえでついた損傷と見なされる可能性が高く、負担は大家さんまたは管理会社になるでしょう。
入居時の畳交換は、一般的に貸主が負担します。
法律で大家さんや管理会社には、入居者が快適に暮らせる環境を整備する義務があるとされているからです。
賃貸物件の畳交換費用はいくら?
畳の表替えをおこなう場合の費用は、1枚あたり4,000~9,000円が相場です。
畳の裏返しでは、4,000円~6,000円程度を考えておくと良いでしょう。
上記の金額はあくまでも相場であり、利用する業者や畳の品質により、必要な費用は異なります。
また、運搬費などが別途必要となるケースもあるため、事前に確認しておくことが大切です。
借主による畳の交換・修繕を禁止している賃貸物件もあるため、畳の汚損が気になる場合は、まず大家さんに連絡するようにしましょう。
まとめ
入居中に生活するうえでつかないと判断された汚れや損傷などによる、賃貸物件の畳交換は一般的に借主の負担となります。
カビやダニの発生により畳が傷むこともあるため、日ごろの手入れが大切です。
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