家族で住む場所を決める際、一緒に遊びに行ける場所が近くあるかどうかは大切な要素です。
大分県大分市には子どもから大人まで楽しめるおすすめスポットの大分美術館が存在しています。
今回は、大分美術館がどんなコンセプトを持ち、どういった展示をおこなっているのかなど、その魅力をご紹介しましょう。
大分市美術館が大分県大分市に作られた目的とコンセプトは?
大分市美術館は「たのしんで・みて・まなぶ」美術館として1999年に開設されました。
開かれた美術館、環境と共生する美術館、多様な空間を有する美術館というコンセプトの下で、単なる美術品の展示にとどまらない幅広い文化活動がおこなわれています。
地元にゆかりのある美術品の収集保存活動・調査研究活動・展示活動・教育普及活動・広報活動といった、さまざまな活動を通して文化と芸術を振興させる試みがおこなわれているのが特徴です。
また、館内にはレンタル研修室や子ども用の学習室、図書コーナーなどの設備も存在しており、子どもから大人まで多くの人が利用できる生涯学習室としての側面も持っています。
館内レストラン「いろのわ」では厳選されたアートギャラリーを眺めながら、素材の魅力を活かしたスローフードを楽しむことも可能です。
大分市美術館は美術に対する興味を引き出し、大分の文化と触れ合うきっかけにもなる施設と言えるでしょう。
●所在地:大分市大字上野865番地
●営業時間:10:00~18:00
●定休日:月曜日(毎月第1週は月曜日が開館し火曜日が休館)
●アクセス方法:JR「大分」駅の南口よりバスで約9分、タクシーで約5分
●駐車場:あり
大分県大分市の大分市美術館はどんな展示をしている施設?
大分市美術館には4つの展示室が存在し、それぞれで日本画・近世絵画(文人画)・近現代の洋画・陶芸の展示をおこなっています。
これらのコレクション展示室には大分県にゆかりのある芸術家の作品が展示されているため、大分県の文化を知るうえでも有用と言えるでしょう。
そして、令和3年10月8日から11月14日の期間には、特別展として「THIS IS JAPAN 東京富士美術館所蔵 永遠の日本美術」が開催されます。
これは東京八王子にある東京富士美術館に所蔵されている江戸時代を中心とした、日本美術の名品約60点を紹介するイベントです。
教科書で習うような知名度の高い美術品から工芸、武具まで幅広いジャンルの物品が展示され、多様な観点から日本美術の豊かさと真髄が楽しめます。
また、今後の特別展では、12月には学生の書道や美術の制作展、1月からは「旅と郷愁の風景」と題し川瀬巴水の作品展示がおこなわれる予定です。
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