今回は、賃貸マンションの中でも「宅配ボックス設備のある賃貸マンション」にスポットを当てて解説します。
宅配ボックス設備のある賃貸マンションにはどんなメリットがあり、どんな注意点・デメリットがあるのでしょうか?
賃貸マンション探しでお悩みの方も、ぜひ参考にしてみてください。
宅配ボックス設備がある賃貸マンションのおもなメリットとは?
宅配ボックス設備がある賃貸マンションにはどんなメリットがあるのかというと、おもに以下のようなものがあげられます。
配達時間を気にする必要がない
不在時は宅配ボックスに荷物を入れてもらえるので「配達予定の時間帯にあわせて在宅しなければ」といった心配が少なくなります。
手が離せないときにも便利
子どもの世話や家事などで手が離せない時でも、宅配ボックスに荷物を入れてもらえばOKです。
配達員に会う必要がない
「このご時世だから感染が心配」「そもそも対面での受け渡しに不安がある」という方も宅配ボックスがあれば、配達員に会うことなく荷物を受け取ることができます。
こうしてメリットの部分を見ると、宅配ボックス設備のあるマンションはとても魅力的です。
しかし、注意点やデメリットがあることも忘れてはいけません。
宅配ボックス設備がある賃貸マンションの注意点やデメリットとは?
宅配ボックス設備がある賃貸マンションにはメリットだけではなく、以下のような注意点やデメリットもあります。
どんな荷物でも宅配ボックスに入れてもらえるわけではない
冷凍便や冷蔵便の荷物やサイズが大きすぎる荷物など、一部宅配ボックスでの受け取りができない荷物もあります。
他の住人の使用で宅配ボックスがすべて埋まっている時もある
宅配ボックスの数には限りがあるため、同じ賃貸マンションの住人宛ての荷物がたくさん届いて、宅配ボックスがすべて埋まってしまうこともあります。
管理費や家賃が少々高くつきがち
宅配ボックスは、設備の導入にもその後の維持管理にもコストがかかるため、そのコストが管理費や家賃に上乗せされてしまい、多少高くなってしまいます。
荷物を盗まれても自己責任
宅配ボックスは「荷物を置くスペースを貸してくれているだけ」であり、中の荷物の盗難に対する補償などはなく、使用はあくまで自己責任となります。