住宅を手放すときは、事前に査定を受けるのが一般的です。
実際にどれくらいの価格で売れるのかを確認し、そのうえで判断をします。
住まいの価格は、築年数やコンディションなどで変わりますが、設備によっても大きく変化することをご存じでしょうか。
たとえば、太陽光を用いた発電システムです。
本記事では、太陽光発電付き不動産の売却方法や手続き、注意点、高く売るコツなどについて解説しましょう。
太陽光発電付き不動産売却の方法
太陽光発電付き不動産売却の方法は、大きく3つにわけられます。
現状のまま売る、発電システムを移設して売る、解体して家だけ売るの3つです。
現状のまま売るケースは、解体や移設の手間がかからないため、もっともスピーディーに手放せます。
なるべく手間をかけたくない方には、おすすめの手法といえるでしょう。
また、太陽光システムに関心がある方の需要が見込めるのも、魅力です。
引っ越し先でもシステムを使いたいのなら、移設がおすすめです。
引っ越し先に移設できない、買主がシステムを求めていない、といったケースでは、解体も選択肢に含まれます。
太陽光発電付き不動産売却の手続き
太陽光発電付きのまま不動産売却するのなら、手続きが必要です。
この場合、経済産業省にて名義変更をしなくてはなりません。
名義変更には、売主の印鑑証明が必要になるので、覚えておきましょう。
また、名義が変わると振り込み口座も変わるので、電力会社に連絡しなくてはなりません。
太陽光発電付き不動産売却の注意点やコツ
国からの補助金を使って設置した場合、17年未満なら補助金の返納を求められることがあるため、注意が必要です。
全額の返納を求められるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
高く売るコツですが、電気を売ってある程度の収入を得られているのなら、その証を示しましょう。
現状の収支を示すことで、買主に価値を感じてもらえます。
また、早く売りたいのなら、信頼できる不動産会社に相談するのが一番です。
太陽光システム付きの物件を扱った実績の多い業者なら、安心して相談できるでしょう。