毎月かかるお風呂のガス代、とくに家族が多いと冬場はビックリするくらい高額になることも。
「ガス代を見直すことで無駄な出費を減らしたい!お金を節約したい!」
そんなあなたに、上手なガス代節約法をご紹介します。
ガス代節約法:時間を空けずにお風呂に入る
お風呂にお湯を貯めても、最初と最後に入浴した家族の間に4時間、5時間と時間が空くとすっかりお湯が冷め、最後の方が追い炊きをすることは珍しくありません。
2時間お風呂を放置するとかなり温度が下がってしまうので、追い炊きで温度を上げるとその分ガス代がかかってしまいます。
資源エネルギー庁の調査によると、1日1回追い炊きを減らすだけで年間約6,900円ものガス代が節約できるそうです。
そのため追い炊きを回避するために…
・できるだけ間隔を開けずにお風呂に入る
・お湯が冷めないようにお風呂に保温シートを浮かべるなど対策をおこなう
・お風呂のリフォーム時に保温性の高いバスタブを導入する
このような対策が有効です。
またプロパンガスより都市ガスの方が料金は安くなりますので、都市ガスが使用できるエリアなら都市ガスに乗り換えるとガス代節約になります。
また最近はガス会社が「電気とガス」のセット契約にすることで料金を割り引いてくれるサービスを提供しており、料金をまとめるとお得に。
追い炊きの回数を減らしたうえでセット契約やガス会社を変えるなどの対策で、毎月のガス代を節約しましょう。
ガス代節約法:シャワーよりお湯をためる
シャワーの方が湯船にお湯をためるより安上がりのように感じてしまいますが、じつは意外にもお湯を使ってしまうものなのです。
例えばシャワー1分間で10Lのお湯が出ていくと言われています。
もし15分間シャワーを使えば、15分×10Lで150Lのお湯が流れてしまいます。
湯船にお湯を張ると200L程度の湯量が必要なので、シャワーを15分使うケースと比較して使用するお湯の量はそう変わらなくなりますね。
もし4人家族がシャワーを1人10分使い続けると毎日400Lものお湯が必要になり、こうなるとお湯をためて入浴する方が割安になります。
一人暮らしで必要最低限のシャワーで暮らせる方ならシャワーの方がお得ですが、家族が増えるほど湯船を利用する方が節約になるのです。
とあるお笑い芸人が事前に石けんで体と髪を洗い、シャワーを3分間だけ使って体を洗い流していました。
極端な例ですが「シャワー使用時間は1回5分まで」のようにルール化し家族全員で守ればガス代の節約になるでしょう。
まとめ
家族の多い世帯でガス代を節約するには、家族一人一人が「光熱費を節約する」という意識をもち、家庭内でルールをつくって実行することが大切です。
家族の努力だけではなく、ガス会社を変更する(より安い料金で使える会社を探す)、ガスと電気を同時に申し込み割引してくれるセット割を活用するなど、利用するガス会社の見直しや割引制度についてチェックするとお得です。