賃貸物件の共有スペースに私物を置きたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、「賃貸物件の共有スペースに私物を置くのは禁止!私物を置いたトラブル例とは?」というテーマの記事となっています。
賃貸物件の共有スペースに私物を置くのは禁止
賃貸物件の共有スペースに、私物を置いている人がいますが、基本的に共有スペースに私物を置くのは禁止されています。
というのは、規定が自治体の火災予防条例や消防法にあり、消防用設備などの点検や消防署の査察の時に、「共有スペースに置いてある私物を撤去してください」といわれることがあるためです。
火災や地震が発生した時に、火が燃え広がって避難路が塞がれたり、避難するために邪魔になったりしないようにするためです。
また、共有スペースに私物があると物件を内覧に来た人のイメージも良くないし、ちょっとだけ私物を置いてもがエスカレートすることもあり得ます。
賃貸物件の共有スペースに私物を置いたトラブル例とは?
ここでは、実際にあったトラブル例についてご紹介します。
・子供用のおもちゃやベビーカー、自転車やキックボードなどを置いた
これ以外に、大人のレジャーに使用する道具、自転車や車関係の道具、植木鉢などを置いている人もあります。
共有スペースには、部屋の中に置くためには汚れたり場所を取ったりするようなものが置かれがちです。
・自転車の空気入れや傘立てなどを置いた
このような小さいものをちょっと共有スペースに置く程度であれば、いいのではないかと考える人も多いでしょう。
廊下から玄関ドアがちょっと奥まっている時などは、私物をそこに置いても廊下そのものの幅は関係なく、避難する時に邪魔にならないと思うかもしれません。
・エアコンの室外機の上に廊下側にはみ出さないように私物を置いた
部屋が一番端で、避難通路に廊下部分がなっていない時は、私物を専用スペースとして置いてもいいと考えるでしょう。
・共用スペースに洗濯物を干した
洗濯物は、廊下の手すり以外に共用階段の手すりにまで干している時があります。
廊下の手すりのみでは不足したのか、物干し竿がエレベーター前の広いスペースにあり、靴まで干している時もあります。
全員が使う快適な共有スペースは、いかに小さい私物でも置いたりしないようにしましょう。
まとめ
賃貸物件の共有スペースに私物を置きたいと思っている人もいるかもしれませんが、ここでご紹介したように私物を置いたトラブル例があります。
賃貸物件の共有スペースに私物を置くのは禁止されているため注意しましょう。