日本各地の自治体では、防災協会を設置しているところもあります。
大分市にも防災協会があり、大分市防災協会という名前で活動をしています。
この記事では、大分市にある大分防災協会の活動内容をご紹介します。
大分市の大分防災協会は防災情報に関する活動をしている
大分市舞鶴の大分市消防局予防課にあるのが、大分市防災協会です。
地域社会への安全責任を果たし、地域住民の防災の意識を高め、火災や地震の被害を減らすことを目的としています。
大分市防災協会の活動内容は以下の通りです。
・防災思想の普及と広報
・防災管理と危険物保安管理の強化促進
・自衛消防組織と自衛防災組織の強化促進
・防災ネットワーク推進
・各種法令の研究と調査
・防災功労者の表彰
防災思想の普及と広報は、火災予防運動の助成や危険物安全週間、消防局行事の開催などをします。
大分市の人々の防災意識を高めるために、防災訓練の実施や危険物取り扱いの講習会も行っています。
大分市防災協会では、会員を募集しています。
・1号正会員
・2号正会員
・3号正会員
・賛助会員
会員の種類はこの4つです。
防災協会の活動に賛同する方が、会員になることができ、半年ごとに会費を支払います。
大分市防災協会の災害防止のための活動
大分市防災協会では、災害防止のために防災ビデオの貸し出しと、会報「ぼうさい」の発行をしています。
防災ビデオに収録している内容は、主に以下の通りです。
・天ぷら油の火災実験
・防災安全の知恵
・高齢者住宅火災
・電気器具火災
・防災管理者の仕事
・消防訓練
・店舗火災
・地震対策
その他に子ども向けの防災アニメも収録されています。
キッズ防火防災教室、防火体験、地震火災、大地震発生時の対応などを納めています。
防災ビデオの貸し出しを希望する方は、大分市防災協会に問い合わせてください。
会報「ぼうさい」は、防災協会が行っている活動内容を記載しています。
視察研修や、講習会、消防競技大会などの様子が会報に載っています。
防災講習会では、講師の方が、歴史の中での災害についての説明や、災害発生時に対応方法を教えてくれます。
消防競技大会は、毎年1回行われている大会であり、10月に開催です。
放水での消火や、消火器を使った消火などを競技で行い競います。
定例総会や、ソフトボール大会、習字大会などもあり、大分市で行ったイベントの様子も会報には書かれています。
まとめ
大分市には、防災活動を行っている大分市防災協会があります。
年間を通じて、防災思想の普及や広報、防災関係の講習会などをしており、日々防災活動に取り組みます。
活動により、防火や防災に関する安全対策を強化し、火災や地震の被害を軽減することが防災協会の目的です。