最近は、賃貸物件でも魅力的な間取りや設備を備えた物件がたくさんありますよね。
とくにキッチンやバスルームなどの水回りの設備については、新居を探すときにこだわって選びたいという方も多いはずです。
この記事では、賃貸物件の人気の設備のひとつ「システムキッチン」の魅力に迫っていきたいと思います。
システムキッチンとは?賃貸物件における種類や特徴も解説
ひと昔前と比べて賃貸物件の設備として全国的に浸透してきた「システムキッチン」。
「なんだか使いやすそう」「最新の設備が揃っていそう」とプラスのイメージがあるものの、実際の設備内容についてはよくわからないという方が多いのではないでしょうか?
システムキッチンとは、ガスコンロやIHクッキングヒーターといったコンロスペース・キッチンシンク・台所作業をするワークトップなどが一体化したキッチンのこと。
日本で登場しはじめたのは昭和後半ですが、そのメリットの多さから、現在では賃貸物件から注文住宅までさまざまなタイプのキッチンでおなじみの設備となっています。
システムキッチンのレイアウトにはいろいろな種類があり、キッチンとダイニングルームが別になったクローズ型、お部屋とつながっているオープン型やセミオープン型などがあります。
また、I型・L型・U型などその形状もさまざまです。
上記に加えて、賃貸物件ではコンロが組み込み式になったビルトインコンロや、キッチン部分だけでなく吊り戸棚やシンクしたの収納まで一体化したデザインのものをシステムキッチンと呼ぶことがあります。
賃貸物件におけるシステムキッチンのメリット・デメリット
賃貸物件に採用されているシステムキッチンは、毎日の使いやすさ・メンテナンスのしやすさ・スペースの有効活用などが最大限に考慮されたスタイルが一般的。
そのため、凹凸が少なく掃除がしやすいフラットな構造や収納性の高さなどがメリットとなっています。
また、住まいのプロフェッショナルが設計したつくりとなっているため、生活動線への配慮が見えるのも魅力。
システムキッチンが取り入れられている賃貸物件は、キッチン・洗面所・バスルーム・トイレなどの設備の配置にもこだわりが見られます。
システムキッチンの種類やダイニングルーム・リビングルームとの位置関係によっては、キッチンがゲストに丸見えになってしまったり、ニオイが気になってしまったりということもあるので、お部屋全体の住み心地を意識して選ぶのがおすすめです。